ローストパプリカサラダってどんなサラダを想像しますか?
おそらく、ほとんどの人がパプリカサラダと聞とシャキシャキとした食感に苦味のないピーマンを想像するのではないでしょうか。
ローストパプリカサラダは、全っっっ然!違いますっ!!!
ローストパプリカサラダは、私がフランスへ住み始めて衝撃を受けた料理の一つで、口に入れた瞬間に『何これーっ!!!』
パプリカってこんな味出るの!?!?』と、これまでに経験のない味に感動したのを今でも鮮明に覚えています。
それ以来、ローストパプリカサラダは私の大好物料理の仲間入りとなりました。
ちなみにローストとは何かを簡単に述べると、お肉・魚・野菜をオーブンで焼くことや、それらの食材を串刺しにして直火で炙り焼きすることをいいます。
さて、このローストパプリカサラダですが、イタリアや地中海ではよく食卓に出る夏の定番料理なんです。
しかし、この料理はトルコから地中海を通りスペインの方まで、そしてさらにその近隣諸国でも食されているため、フランスの家庭でもよく見られます。
サラダ以外にも、前菜、魚・肉などのメイン料理の付け合わせ、ハンバーガーやサンドイッチなどにトッピングするなど、多様に活躍してくれます。
これほど美味しい料理は絶対に食べてみるべき!!と、言えるほど私のお勧め料理です!
ここまで推められたらローストパプリカってどんな味なのか気になりますよね?
ちょっと教えます。ズバリ一言で言うと、『甘いっ!!』そう、パプリカってこんなに甘くなるの!?と思うほど甘いんです。
ここでのレシピには、フェッタチーズ(フェタチーズ)というギリシャの山羊のチーズ(見た目は木綿豆腐で酸味のある濃厚で凝縮されたチーズ)を使用します。
なぜなら、私が初めて食べた時のローストパプリカサラダには、このフェッタチーズ(フェタチーズ)が入っていて、これがなんとも言えないくらい最高にマッチしていて、私においしさの感動を与えてくれたからです!
この記事をきっかけに、ぜひローストパプリカサラダを作ってみませんか。
ローストパプリカサラダ
使用したキッチンウェア
- 天板
- クッキングシート
- トング
- ボール(ステンレス or ガラス)
- アルミホイル
- 包丁
- まな板
材料
- 赤いパプリカ 4 個
ドレッシング
- にんにく 1 片
- エキストラバージンオイル 大さじ 2
- 塩 適量
- コショウ 適量
トッピング
- フェッタチーズ(フェタチーズ) 80 g
下準備
- オーブンを200℃に予熱する
- 天板にクッキングシートを敷く
- パプリカを流水で洗って水気を拭き取る
作り方
パプリカを、天板に並べて200℃に予熱したオーブンで50分焼きます。
STEP2.
15分おきにトングでパプリカを回転させ、水ぶくれのように 皮が膨れ上がり、少し焦げ目がつけば取り出します。
焦げるとあわてて取り出したくなりますが、心配ありません。
少し焦げるぐらいがいい仕上がりになります。
STEP3.
パプリカをオーブンで焼いている間に、ドレッシングとフェッタチーズの準備をします。
にんにくをすり下ろし、エキストラバージンオイル、塩、コショウをで味を整えたらドレッシングの完成。
次に、フェッタチーズをお好み の大きさに切り、長く保存するために塩水(10%の食塩水)またはオリーブオイルで完全に浸かるまで浸します。
STEP4.
オーブンからパプリカを取り出し、ガラスまたはステンレスのボールに入れてアルミホイルで蓋をして20-30分間 冷まします。
こうすることで、簡単にパプリカの皮を剥くことが出来ます。
STEP5.
パプリカの皮を剥いてヘタや種をきれいに取り除きます。
旨みを失わないために、パプリカは決して洗わないでください。
パプリカの中から水分がたくさん出てくるので、作業をする所に深めの容器を置くことをオススメします。
きれいにしたら、まな板の上に広げます。
STEP6.
パプリカを1.5cm前後の幅で縦にカットします。
STEP7.
STEP3のドレッシングにSTEP6のパプリカを入れ、しっかりと混ぜて馴染ませます。
室温で最低1時間はマリネします。
翌日に食べる場合は、冷蔵庫で寝かします。
STEP8.
30分前に冷蔵庫から取り出して常温に近い状態にしたら、食べる準備は出来ました。
ローストパプリカサラダの完成
食べる直前に、お好みでフェッタチーズを添えてお召し上がりください。
また、ハーブが好きな方はバジルやパセリなどを入れるとまた違ったおいしさを楽しめます。
みなさんに ” おいしい ” が届きますように!
